更年期

漢方の診察

午後になると体が熱い?:午後潮熱について

- 午後潮熱とは?-# 午後潮熱とは?午後潮熱とは、文字通り午後の時間帯になると決まって体温が上昇する現象を指します。人間の体温は一日を通して一定ではなく、時間帯によって変化するのが自然です。一般的には、活動量の増加する日中は体温が上がりやすく、休息をとる夜は体温が下がる傾向にあります。 健康な人であっても、一日のうちで体温が変動するのはごく自然なことです。しかし、毎日午後になると決まって体が熱っぽく感じたり、発熱と感じるほどの体温上昇がある場合は、体の不調を知らせるサインである可能性も考えられます。午後潮熱は、疲労感や倦怠感、発汗、顔のほてりなどを伴うこともあります。これらの症状が続く場合は、自己判断せずに医療機関を受診し、医師に相談することをお勧めします。
女性の悩み

更年期? 突然の熱さは『潮熱』かも

- 潮熱とは-# 潮熱とは潮熱とは、まるで海の潮が満ち引きするように、特定の時間帯になると体温が急激に上昇と下降を繰り返す体の状態を指します。この体温の変化は、まるで体の中に熱い波が押し寄せてくるような感覚を引き起こし、同時に顔や首、頭などに強い熱を感じます。潮熱の特徴は、体温の上昇と下降が1日のうちでほぼ決まった時間帯に起こることです。多くは夕方から夜にかけて起こりやすく、その時間帯になるとまるで火照ったように感じ、大量の汗をかくこともあります。また、体温の変化に伴い、動悸や息切れ、めまい、倦怠感などが現れることもあります。このような症状は日常生活にも影響を及ぼし、睡眠不足や疲労感の原因となることもあります。潮熱は、更年期障害の代表的な症状の一つとして知られていますが、更年期以外にも、自律神経の乱れやストレス、甲状腺機能の異常、感染症など、様々な要因によって引き起こされる可能性があります。そのため、もしも潮熱のような症状が続く場合は、自己判断せずに医療機関を受診し、適切な検査を受けるようにしましょう。
体質

静かなる燃焼:肝腎陰虚証を理解する

- 陰陽のバランスと肝腎陰虚証東洋医学では、健康とは体の中の陰と陽が調和している状態を指します。自然界のありとあらゆる物事に存在する、相反する二つの要素である陰陽は、私たちの体の中でも生命活動の維持に深く関わっています。陰は、例えるなら体の土台となる物質や栄養のようなもので、静けさや冷たさなどを象徴し、その貯蔵庫となるのが腎です。一方、陽は体を動かすエネルギーや熱のようなもので、活動や温かさを象徴します。そして、肝は陰と陽のバランスを調整するという重要な役割を担っています。この陰陽のバランスが崩れ、体にとって重要な陰が不足してしまうと、相対的に陽が強くなってしまい、様々な不調が現れます。この状態を東洋医学では「陰虚」と言います。特に、生命エネルギーの源である腎の陰(腎陰)と、その働きを助ける肝の陰(肝陰)の両方が不足してしまう状態を「肝腎陰虚証」と呼びます。肝腎陰虚証では、体の潤いが失われ、ほてりやのぼせ、寝汗、不眠といった症状が現れやすくなります。また、イライラしやすくなったり、不安を感じやすくなるなど、精神面にも影響が出ることがあります。