体質 東洋医学における「邪」:病気の原因とは?
- 病気の原因「邪」とは東洋医学では、病気は、体の中に「邪」という悪い気が入り込むことで起こると考えます。この「邪」は、西洋医学でいう細菌やウイルスのように目に見えるものではなく、風邪の原因となる冷気や湿気、夏の暑さなど、私たちの体に悪影響を与える様々な要素を含んだ概念です。例えば、気温が急激に下がったり、冷たい雨に打たれたりすると、体に「寒邪」が侵入しやすくなります。「寒邪」は体の冷えを引き起こし、風邪や肩こり、腰痛などを招きます。また、梅雨時などのジメジメとした環境では、「湿邪」が体に侵入しやすくなります。「湿邪」は、だるさや食欲不振、むくみなどの原因となります。このように、「邪」は自然環境の変化や生活習慣、精神的なストレスなど、様々な要因によって発生し、体のバランスを崩す原因となります。東洋医学では、この「邪」を体から追い出し、体のバランスを整えることで、健康を維持することを目指します。「邪」には、「風」「寒」「暑」「湿」「燥」「火」の6種類があり、これらを「六邪」と呼びます。それぞれの「邪」は、それぞれ異なる症状を引き起こすと考えられており、治療法も異なります。
