跛行

慢性疾患

骨痿:腎の力が弱るとは?

- 骨痿とは?-# 骨痿とは?骨痿は、東洋医学の考え方で、体の重要な器官である腎の働きが弱まることで起こると考えられている病気です。東洋医学では、腎は生命エネルギーを蓄え、成長や発育、生殖機能などをコントロールする重要な役割を担うと考えられています。この腎のエネルギーが不足すると、体全体のバランスが崩れ、様々な不調が現れると考えられています。骨痿は、腎のエネルギー不足によって骨や筋肉が衰えていく状態を指します。具体的には、腰や膝の痛み、だるさ、しびれ、筋力低下などの症状が現れます。 西洋医学では、骨粗鬆症や変形性関節症、坐骨神経痛などの病気が、骨痿の症状と重なる部分が多いと考えられています。しかし、西洋医学では、骨や関節だけの問題として捉えられることが多いのに対し、東洋医学では、骨痿は腎の機能低下が根本原因だと考えます。そのため、治療においても、腎の働きを高めることを重視し、体全体のバランスを整えることを目指します。骨痿は、加齢と共に発症しやすくなるとされていますが、若い世代でも、過労やストレス、冷え、不規則な生活習慣などが原因で発症する可能性があります。日頃から、バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠を心がけ、腎に負担をかけない生活を送り、体全体のバランスを整えることが、骨痿の予防、改善には重要です。
漢方の診察

東洋医学における痿病:その原因と治療法

- 痿病とは-# 痿病とは痿病は、東洋医学の考え方では、体の活動の源である「気」や体の潤いとなる「血」の流れが滞ってしまうことで起こると考えられています。 特に、手足の筋肉を司る経路に影響が出やすく、筋力の低下や歩行が困難になるといった症状が現れます。重症化すると筋肉がやせ細ってしまい、手足を持ち上げることも難しくなります。現代医学の病気でいうと、筋肉が徐々に衰えていく筋萎縮性側索硬化症(ALS)や筋ジストロフィー、脳や脊髄に病変が生じて様々な神経症状を引き起こす多発性硬化症といった病気が、痿病と関連付けられることがあります。西洋医学では、主に筋肉や神経の異常として捉えられるこれらの病気ですが、東洋医学では、体の根本的な機能の乱れが、痿病という形で現れていると考えます。 そのため、痿病は、単に筋力が低下するだけでなく、手足のしびれや感覚の異常、言葉がうまく話せなくなる、自分の意思とは関係なく体が動いてしまうなど、様々な症状を伴うことがあります。