内臓 東洋医学における「肝気鬱結」とは?
- 肝気鬱結とは-# 肝気鬱結とは東洋医学では、心と体は密接に繋がっていると考えられており、目に見えない「気」の流れが健康を左右するとされています。この「気」は、全身をくまなく巡り、生命活動の源となっています。肝は、この「気」の流れをスムーズにする役割を担っており、特に感情の調節と深く関わっています。喜怒哀楽の感情のうち、怒りや不満、ストレスといった感情は肝に影響を与えやすく、過剰なストレスや抑圧された感情を長期間抱えていると、肝の働きが弱まり、「気」の流れが滞ってしまうことがあります。この状態を、東洋医学では「肝気鬱結(かんきうっketsu)」と呼びます。「肝気」とは、肝の働きと深く関わる「気」のことを指し、「鬱結」は滞ってスムーズに流れない状態を表しています。つまり肝気鬱結とは、ストレスや感情の抑圧によって肝の機能が低下し、「気」の流れが滞っている状態を指します。肝気鬱結になると、精神的なイライラや不安、抑うつ感が現れやすくなるだけでなく、自律神経の乱れから、めまい、耳鳴り、不眠、消化不良、便秘、生理不順、肩や首のこり、頭痛など、様々な身体症状を引き起こす可能性があります。
