内臓 生命の活力:心陽の働き
- 心陽とは何か東洋医学では、目には見えないけれど、私たちの体を巡り、生命を維持するためのエネルギーが存在すると考えられています。このエネルギーは「気」と呼ばれ、人の健康状態はこの「気」のバランスが保たれることで維持されています。「心陽」とは、心臓に宿る陽のエネルギーのこと。ちょうど心臓で燃え盛る炎のように、私たちを生命活動を行うために必要な熱を生み出していると考えられています。この心陽は、心臓が力強く拍動するのを助け、全身に血液を送り出すポンプとしての役割を支えています。心臓は、体中に酸素や栄養を運ぶ血液循環の要であり、心陽は、その心臓を動かすための原動力といえるでしょう。まるでバッテリーが電気を供給して機器を動かすように、心陽は私たちの生命活動を活発化させるためのエネルギー源なのです。心陽が充実していれば、心臓は力強く働き、全身に血液が滞りなく巡り、私たちは活気に満ちた日々を送ることができます。反対に、心陽が不足すると、心臓の働きが弱まり、倦怠感や冷え、意欲の低下など、様々な不調が現れると考えられています。
