生活習慣

生薬

再発を防ぐ!食生活の重要性

- 食復とは?食復とは、一度は症状が治まり快復したはずの病気が、食生活の乱れがきっかけとなって再び現れることを指します。東洋医学では、病気は、身体の内部環境を司る「正気」と、外部環境から影響を及ぼす「邪気」のバランスが崩れることで発生すると考えられています。「正気」は、私たちの自然治癒力や免疫力といった、健康を維持するための力を指します。一方、「邪気」は、風邪や暑さ寒さ、湿気などの気候の変化や、過労、ストレス、不眠、そして食生活の乱れなど、健康を害する可能性のある要因を指します。食生活の乱れは、「邪気」を増長させる大きな要因の一つです。暴飲暴食や、偏った食事、冷たいものばかりを摂るなどの食習慣は、「脾胃」と呼ばれる消化器官の働きを弱めます。「脾胃」は「正気」を生み出す源であると考えられているため、その働きが弱まることは、身体の抵抗力を低下させ、「邪気」に打ち勝つ力を弱めてしまうことに繋がります。つまり、食復とは、まだ病気から完全に回復していない、言い換えれば「正気」が十分に回復していない状態で、食生活の乱れによって再び「邪気」にさらされることで起こる現象と言えるでしょう。
疲労・倦怠感

健康を損なう「飲食不節」とは?

- 飲食不節とは何か東洋医学では、心と身体、そして周囲の環境は密接に繋がっていると考えられています。そして、この三者が調和し、バランスを保つことで健康が維持されると考えます。しかし、このバランスは様々な要因によって崩れやすく、その結果、体調不良や病気を引き起こすとされています。このバランスを崩す要因の一つに、「飲食不節」があります。これは、単に食べ過ぎや飲み過ぎを指すのではなく、自分の体質や体調、季節に合わない食事、食事の時間や量、食べ方など、健康を損なう可能性のある食生活全般を指します。例えば、冷え性の人が冷たいものを摂り過ぎたり、脂っこいものが好きな人が毎日大量に揚げ物を食べ続けたりすると、身体に負担がかかり、体調を崩しやすくなります。また、夜遅くに食事をしたり、食事の時間が不規則になったりすることも、身体のバランスを崩す原因となります。東洋医学では、こうした食生活の乱れが、身体の中に「邪」を生み出すと考えられています。「邪」とは、病気の原因となる様々な要素のことで、過剰な「熱」や「冷え」、体内の水分代謝の乱れなどを引き起こし、様々な不調をもたらします。健康を維持するためには、自分の体質や体調、季節に合った食事を、腹八分目を心がけ、よく噛んでゆっくりと摂ることが大切です。また、食事の時間やバランスにも気を配り、規則正しい食生活を送るように心がけましょう。