衛気虚

漢方の治療

汗を止めて体を守る!斂汗固表とは?

- 体の防衛力が弱まっているサイン?!東洋医学では、健康を保つために「気」というエネルギーが体の中をスムーズに巡っていることが重要だと考えられています。この「気」は、体の様々な働きを支えるエネルギーのようなもので、目には見えませんが、常に体の中を流れています。特に、体の表面を巡り、外部からの病原体から体を守る働きをしているのが「衛気」です。「衛」は「守る」という意味があり、その名の通り、私たちの体は「衛気」という頼もしい守護神によって守られているのです。しかし、この衛気が不足してしまうと、どうなるでしょうか?城門を守る兵士が減ってしまうように、体の防衛力は低下し、風邪などの病気にかかりやすくなってしまいます。また、体温調節がうまくいかなくなり、特に暑いわけでもないのに、ダラダラと汗が止まらなくなる「自汗」という症状が現れることもあります。まるで、体に備わっているバリア機能が弱まってしまっている状態と言えるでしょう。日頃から、十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動を心がけ、この「衛気」を高めることが、健康な毎日を送るために大切です。