その他 東洋医学における風中血脈:その原因と症状
- 風中血脈とは風中血脈とは、東洋医学において、風邪(ふうじゃ)の邪気が身体の中に侵入し、それが血管に影響を与えることで、様々な神経症状を引き起こす病態を指します。現代医学の脳血管障害、特に脳梗塞や脳出血と症状が似通っており、突然手足に力が入らなくなったり、言葉がうまく話せなくなったり、意識が朦朧とするといった症状が現れます。東洋医学では、風邪は気温や湿度の変化、風の影響などによって身体に侵入してくる外邪と考えられています。この風邪が体表にとどまらず、体の奥深く、つまり血脈にまで侵入してしまうと、気血の流れが滞り、様々な不調が現れると考えられています。特に、脳は「元神(げんしん)」と呼ばれる人間の精神活動をつかさどる重要な器官と考えられているため、風中血脈は命に関わる危険性も孕んでいるとされています。ただし、ここで注意が必要なのは、風中血脈はあくまでも東洋医学的な診断名であり、西洋医学的な診断とは異なる場合もあるということです。似たような症状が現れたとしても、自己判断せずに、必ず医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けるようにしましょう。
