漢方の治療 東洋医学の施術:滾法
- 滾法とは滾法は、東洋医学の施術体系の一つである推拿療法に属する手技です。これは、人の身体にある決まった場所に対して、一定のリズムと強さで繰り返し施術を行うことで、経絡や筋肉、関節に働きかけます。 滾法はその名の通り、「回転」を意味する「滾」の字が使われていることから、回転を伴う施術方法であることが分かります。具体的には、施術者の手のひらや指、または肘などを使い、皮膚の上を円を描くように、あるいは一定方向に繰り返し往復させます。この際、身体の深部まで響くような圧を加えることで、筋肉や関節の緊張を緩和し、血行を促進します。滾法は、肩こりや腰痛、関節痛といった運動器系の症状の改善をはじめ、消化不良や便秘、冷え性など、様々な症状に効果が期待できます。また、身体のバランスを整え、自然治癒力を高める効果もあると言われています。推拿療法の中でも、比較的刺激の強い手技に分類されますが、施術者の熟練度によって、圧力やリズムを調整することができるため、子どもから高齢者まで、幅広い年齢層の方に受けていただけます。
