慢性疾患 骨疳:小児の成長を阻む病気
- 骨疳とは-# 骨疳とは骨疳は、小児に多く見られる疳症という病気の中でも、特に骨や筋肉の成長に影響を及ぼす病気です。疳症は、現代医学でいうところの栄養障害や発育障害に当てはまり、食欲不振や体重減少、顔色が悪くなる、元気がなくなるといった症状が見られます。その中でも骨疳は、全身の衰弱に加えて、慢性的な腎臓の病気を伴うことが特徴です。東洋医学では、骨疳は生まれつきの体質や栄養状態、生活環境などが複雑に関係し合って発症すると考えられています。特に、腎は体の成長や発育を司る重要な臓器と考えられており、骨疳と腎の関係は深いものとされています。腎の働きが低下すると、成長に必要な栄養が十分に吸収されなくなり、骨や筋肉の成長が阻害され、骨疳の症状が現れると考えられています。骨疳は、初期症状では食欲不振や体重減少、顔色が悪くなる、元気がなくなるといった症状が見られますが、症状が進むと、骨や筋肉の発育が遅れ、身長が伸びにくくなったり、運動能力が低下したりすることがあります。さらに、重症化すると、骨の変形や骨折、関節の痛み、歩行困難などの症状が現れることもあります。骨疳の治療には、まず、食事療法や生活習慣の改善などを通して、腎臓の働きを高め、体の免疫力を向上させることが重要となります。また、症状に合わせて、漢方薬を用いることもあります。骨疳は、早期発見・早期治療が大切です。気になる症状がある場合は、早めに専門医に相談しましょう。
