漢方の診察 東洋医学から見る鼻の乾燥:その原因と対策
- 鼻燥とは-# 鼻燥とは鼻燥とは、東洋医学において、鼻の中が乾燥した状態を指す言葉です。 ただ単に鼻の粘膜が乾いている状態を指すのではなく、体の水分代謝や、生命エネルギーである「気」の流れが滞っている状態をも含みます。現代医学の視点では、乾燥性鼻炎などに相当する症状と言えるでしょう。鼻は、呼吸をする上で重要な器官であると共に、東洋医学では体内の「気」の出入り口と考えられています。この「気」の流れが滞ると、鼻の粘膜に十分な潤いが行き届かなくなり、乾燥を引き起こすとされています。鼻燥の主な症状としては、鼻の乾燥感や痒み、鼻詰まり、くしゃみ、鼻血などがあります。これらの症状は、空気が乾燥する秋から冬にかけて悪化しやすく、また、風邪やアレルギー性鼻炎、ストレスなどが原因で引き起こされることもあります。東洋医学では、鼻燥の改善には、体の内側から水分代謝を促し、「気」の流れを整えることが大切だと考えられています。具体的には、水分をこまめに摂取すること、体を冷やさないようにすること、バランスの取れた食事を心がけること、十分な睡眠をとることなどが有効です。また、鼻の乾燥感を和らげるために、蒸しタオルを鼻に当てたり、部屋を加湿したりするのも良いでしょう。鼻の乾燥が気になる場合は、自己判断せずに、医療機関を受診し、適切なアドバイスを受けるようにしましょう。
