血液 東洋医学における亡血:その深刻な影響
- 亡血とは-# 亡血とは東洋医学では、「血(けつ)」は生命活動の源となる重要な要素と考えられています。この「血」が様々な原因で体外に失われたり、体内での循環が滞ったりすると、体にさまざまな不調が現れます。その中でも特に、「血」が急激に大量に失われた状態を「亡血」と呼びます。これは、西洋医学でいうところの大量出血やショック状態に相当し、生命の危機に直結する大変危険な状態です。亡血は、出血を伴う外傷や手術、出産などによって引き起こされることが多いです。また、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの消化器疾患、子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人科疾患による出血が原因となることもあります。亡血の症状としては、出血によるめまいや立ちくらみ、顔面蒼白などが挙げられます。また、冷汗や手足の冷え、脈が速く弱くなる、呼吸が速くなるといった症状が現れることもあります。重症化すると、意識がもうろうとしたり、意識を失ってしまうこともあります。亡血は一刻を争う状態です。もしも、上記の症状が見られた場合は、直ちに医療機関を受診する必要があります。
