但熱不寒

漢方の診察

交互に訪れる寒さと熱:往来寒熱

- 往来寒熱とは-# 往来寒熱とは往来寒熱とは、東洋医学において、体が寒気を感じたり、熱っぽく感じたりする状態が交互に現れることを指します。 例えば、風邪をひいた際に、悪寒と発熱を繰り返す経験はありませんか? あのような状態をイメージすると分かりやすいかもしれません。 ただし、風邪と往来寒熱では、症状が現れる期間が異なります。風邪の場合、これらの症状は通常数日で治まります。一方、往来寒熱では、寒さと熱の波が、数週間、数ヶ月、あるいは数年といった比較的長い期間にわたって、あるいは慢性的に繰り返されます。往来寒熱は、体内の陰陽のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなることで起こると考えられています。 東洋医学では、この陰陽のバランスを整え、体温調節機能を正常に戻すことで、往来寒熱の改善を目指します。
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交互にやってくる寒さと熱:寒熱往来

- 寒熱往来とは-# 寒熱往来とは寒熱往来とは、東洋医学の考え方において、体が冷えたり熱くなったりする状態が交互に繰り返されることを指します。 風邪をひいた時などによく経験する、悪寒と発熱を繰り返す症状と似ていますが、寒熱往来は一時的なものではなく、慢性的に繰り返される点が特徴です。この症状は、体の内側にある「陰」と「陽」のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなることで起こると考えられています。「陰」は体を冷やす働き、「陽」は温める働きをするものと考えられており、健康な状態であればこの二つはバランスを保っています。しかし、過労やストレス、不規則な生活習慣などが続くと、陰陽のバランスが乱れ、体温調節がうまくいかなくなってしまうのです。例えば、体が冷えている状態が続くと、体は体温を上げようと陽気を発しようとします。その結果、熱っぽさが現れるのですが、この時にうまく熱を放出することができず、体にこもってしまうことがあります。すると、今度はその熱を下げようと体が反応し、再び冷えを感じる、という悪循環に陥ってしまうのです。寒熱往来は、更年期障害の症状の一つとしても知られていますが、その他にも、自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れ、免疫力の低下などが原因で起こることもあります。
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知っておきたい体のサイン:但熱不寒

- 体温上昇と悪寒の有無-# 体温上昇と悪寒の有無風邪をひいた時など、多くの人は体温が上がると同時に、体がゾクゾクするような悪寒を感じます。これは、体の中に侵入してきた病原体と闘うために体が防御反応を起こし、体温を上げようとしているサインです。体温が上昇すると、免疫細胞の活動が活発になり、病原体への攻撃が強まります。同時に、血管が収縮して熱を体内に閉じ込めようとするため、体が冷えたように感じ、悪寒が生じます。しかし、体温が上がっているにも関わらず、寒気を感じない場合があります。東洋医学では、このような状態を「但熱不寒」と呼びます。これは、体の防衛力が低下し、病邪が体の奥深くに入り込んでいる状態と考えられています。つまり、病原体に対して十分に体が反応できず、発熱しても悪寒として感じられない状態です。このような場合、風邪が長引いたり、肺炎などの合併症を引き起こすリスクも高まります。但熱不寒は、体力の低下や免疫力の低下などが原因で起こると考えられています。普段から、バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動を心がけ、免疫力を高めておくことが大切です。また、但熱不寒の状態が続く場合は、自己判断せず、早めに医療機関を受診しましょう。