漢方の診察 戴陽証:東洋医学における危険信号
- 戴陽証とは-# 戴陽証とは戴陽証とは、東洋医学において、生死に関わる危険な状態を示す言葉です。 体の上半身と下半身で全く異なる状態が現れるのが特徴で、下半身は冷え切っており、まるで死んでいるような状態を示す「真寒」の状態であるのに対し、上半身、特に顔面は熱を持っているような赤い顔色を示す「仮熱」の状態が見られます。 これは、まるで熱くなった鍋に氷を置いた時に、氷の下は冷たく、上は湯気が立っている状態に例えられます。 このように、体の上部と下部で全く逆の状態が現れることから、体のバランスが著しく崩れ、生命力が尽きようとしている状態と判断されます。 戴陽証は、重症化した病気の末期に見られることが多く、緊急的な処置が必要となります。
