口腔内

漢方の診察

東洋医学の見方:口乾とその対処法

- 口乾とは-# 口乾とは口乾とは、東洋医学では、単に口の中が乾いている状態を指すのではなく、体の水分を調整する機能や、気や血の流れが乱れている状態が深く関係していると考えられています。 これは、体内の水分が不足している、あるいは、必要な場所に水分を運ぶ力が弱まっていることを示していると考えられています。西洋医学では、口乾の原因として、シェーグレン症候群などの免疫の病気や、薬の副作用、年齢を重ねることなどが挙げられます。一方、東洋医学では、これらの原因に加えて、精神的な緊張や不安、不規則な生活習慣、偏った食事なども口乾の原因となり得ると考えています。東洋医学では、口乾を改善するために、体の constitution (体質)を見極め、その人に合った漢方薬を選んだり、鍼灸治療を行ったりします。また、食事療法や生活習慣の改善も重要視されます。例えば、水分をこまめに摂ること、冷たい飲み物や刺激物を控えること、十分な睡眠をとること、ストレスを溜めないように工夫することなどが大切です。口乾は、体の不調を知らせるサインの一つです。口乾が続く場合は、自己判断せずに、専門医に相談することをお勧めします。
その他

歯茎が下がる?知っておきたい歯齦露出

- 歯齦露出とは?-# 歯齦露出とは?歯齦露出とは、歯の根元を覆っている歯茎が縮んでしまい、本来隠れているはずの歯の根っこが見えてしまう状態のことを指します。歯茎は、歯をしっかりと支え、外部からの細菌の侵入を防ぐという、口の中の健康を守る上で非常に重要な役割を担っています。しかし、歯磨き時の力の入れ過ぎや歯周病など、様々な原因によって歯茎は徐々に後退してしまうことがあります。そして、歯茎が下がって歯の根っこが露出してしまうと、様々な問題が生じやすくなります。まず、歯周病のリスクが上昇することが挙げられます。歯周病は、歯茎や歯を支える骨に細菌が感染することで引き起こされる病気ですが、歯根が露出すると細菌が侵入しやすくなり、歯周病を悪化させてしまう可能性があります。重度の歯周病になると、歯が抜け落ちてしまうこともあります。また、露出した歯根は、冷たいものや熱いものの刺激を受けやすいため、痛みやしみを感じやすくなります。さらに、歯根は歯の表面のエナメル質に比べて黄色いため、歯茎が下がると歯の色が黄色く見えてしまい、審美的な問題を引き起こすこともあります。このように、歯齦露出は放置すると様々な問題を引き起こす可能性があるため、早期に適切な処置を受けることが大切です。
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東洋医学から見る「雪口」:その原因と対策

- 口の中に広がる雪景色?雪口とは口の中に広がる雪景色?雪口とは、その名の通り、口の中、特に頬や舌に白い斑点が広がり、まるで雪が降り積もったように見える状態を指します。この白い斑点は、一時的なものから、慢性的に続くものまで様々です。東洋医学では、人の体は、自然と密接に関係しており、体の内側と外側は互いに影響し合っていると考えられています。そして、舌は、体内の状態を映し出す鏡といわれています。舌の色や形、苔の状態などを観察することで、体内の不調や病気の兆候を読み取ることができます。雪口の場合、東洋医学では、体に冷えが溜まっている状態を示唆していると考えられています。冷えによって、体内の水分代謝が悪くなり、余分な水分が口の中に溜まってしまうことで、雪口が生じると考えられています。また、胃腸の働きが弱っている場合にも、雪口が現れやすいといわれています。雪口を改善するためには、体を温めること、そして胃腸の働きを整えることが大切です。体を温めるためには、冷たい飲み物や食べ物を避け、温かいものを積極的に摂るように心がけましょう。また、生姜やネギ、ニンニクなどの体を温める食材を食事に取り入れるのも良いでしょう。胃腸の働きを整えるためには、消化の良いものをよく噛んで食べるようにしましょう。暴飲暴食は避け、胃腸に負担をかけないようにすることが大切です。雪口は、一時的なものも多いですが、症状が続く場合は、自己判断せずに、専門医に相談するようにしましょう。