口蓋垂

内臓

東洋医学における喉關の役割

- 喉關とは喉關とは、東洋医学において、西洋医学でいう扁桃腺、口蓋垂、舌の奥を含めた喉の奥の部分を指します。この部位は、単に呼吸によって空気を取り入れたり、食事を体内に取り入れるための passage だけではありません。東洋医学では、喉關は生命エネルギーである「気」が体に出入りする重要な場所だと考えられています。「気」は、目に見えないエネルギーでありながら、体の隅々まで巡り、体の機能を維持するために欠かせないものです。喉關は、呼吸によって外部から新鮮な「気」を取り込み、体内に送り込む役割を担っています。反対に、体内で不要になった「気」を排出するのも喉關の役割です。喉關の状態は、健康状態を大きく左右します。喉關が詰まっていると、「気」の流れが滞り、様々な不調が現れると考えられています。例えば、免疫力の低下や自律神経の乱れ、精神的な不安定などが挙げられます。東洋医学では、喉關の状態を整えるために、漢方薬の服用や鍼灸治療などが行われます。また、普段の生活の中で、喉を冷やさないように気を配ったり、発声練習や呼吸法を取り入れて喉の筋肉を鍛えることも大切です。
その他

東洋医学から見る蒂丁:その役割と健康への影響

- 口の中の小さな器官、蒂丁とは多くの人がその名を聞いたことがないかもしれませんが、「蒂丁(ていてい)」は、私たちみんなが口の中に持っている小さな器官です。鏡で口の中をのぞき込んでみてください。軟口蓋と呼ばれる、口の中の奥の上壁部分、少し柔らかい部分が奥に伸びていますね。その軟口蓋の後縁から垂れ下がる、小さな突起部分が蒂丁です。医学的には「口蓋垂」と呼ばれます。蒂丁は、普段はあまり意識されることのない器官ですが、私達が食べ物や飲み物を口にするたびに、重要な役割を果たしてくれています。食べ物を飲み込む際、蒂丁は喉の奥の方に向かって持ち上がり、鼻腔への入り口を塞ぎます。これにより、食べ物や飲み物が鼻に逆流するのを防いでいるのです。もし蒂丁が無かったら、食事の度に鼻に食べ物が入り込んでしまい大変なことになってしまいます。また、蒂丁は発声にも関わっています。特に、「ア」や「イ」など、口を大きく開けて発音する際に、蒂丁が振動することで、その音色が豊かになります。人によっては、蒂丁の形や大きさが異なりますが、それが個々の声の特徴に繋がっているとも言えるでしょう。普段は意識することの少ない、小さな器官である蒂丁ですが、私達が日々を健康に、そして豊かに過ごすために、重要な役割を担っているのです。