漢方の診察 東洋医学が考える「噫気」:その原因と改善策
- 「噫気」とは何か「噫気(げき)」とは、東洋医学において用いられる言葉で、胃の中から空気やガスが、音とともに上がってくる状態を指します。西洋医学では「噯気(おくび)」と呼ばれるものとほぼ同じ現象を指します。私たちは、食事をしたり話をしたりする日常の動作の中で、知らず知らずのうちに微量の空気を飲み込んでいます。胃の中に溜まった空気は、通常は特に意識することなく、口から自然と排出されます。しかし、様々な原因で胃の中に空気が溜まりすぎたり、排出の仕方が乱れたりすると、過剰な空気やガスが、音や時には臭いを伴って口から出てしまうことがあります。この状態を、東洋医学では「噫気」と診断します。「噫気」は、必ずしも病気のサインというわけではありません。健康な人でも、炭酸飲料を飲んだ後や早食いをした後などに、一時的に「噫気」が起こることがあります。しかし、頻繁に「噫気」が起こる場合や、「噫気」とともに腹部の張りや痛み、吐き気などの症状が現れる場合には、胃腸の不調や病気の可能性も考えられます。その場合は、自己判断せずに、医療機関を受診し、適切な診察を受けるようにしましょう。
