囟陷

漢方の診察

赤ちゃんの囟陥:知っておきたいこと

- 囟陥とは?生まれたばかりの赤ちゃんの頭をよく見ると、頭の上の方に骨のない柔らかい部分があることに気が付くでしょう。これは「囟陥(しんかん)」と呼ばれるもので、赤ちゃんの頭蓋骨の特徴の一つです。生まれたばかりの赤ちゃんの頭蓋骨はまだ完全に骨化しておらず、いくつかの骨が組み合わさった状態になっています。そして、これらの骨と骨の間には隙間があり、この隙間を覆うように柔らかい膜が存在しています。これが囟陥です。 囟陥は一見するとデリケートな部分のように思えますが、赤ちゃんにとって非常に重要な役割を果たしています。まず、出産時に頭蓋骨が重なり合うことで、産道を通りやすくする役割があります。また、生まれてからも脳が成長するにつれて頭蓋骨が大きくなるために必要な空間を作り出しています。囟陥には、前頭部にある大きな大泉門と、後頭部にある小さな小泉門の二つがあります。一般的に、大泉門は1歳半から2歳頃までに、小泉門は生後6ヶ月頃までに自然に閉じていきます。 囟陥の大きさは個人差がありますが、閉じていく時期が極端に遅かったり、頭囲が急に大きくなるなどの症状が見られる場合は、医師に相談するようにしましょう。