漢方の診察 夏の疲れが原因? 秋に気をつけたい「伏暑」とは
- 伏暑とは-# 伏暑とは夏の間に強い日差しや気温の高い環境に長時間いると、体内に「暑邪(しょじゃ)」と呼ばれる熱が溜まってしまいます。 この暑邪は、その時には症状として現れず、体の中に潜んでいることがあります。そして、夏の暑さが落ち着き始める秋の入り口や、涼しい風が吹き始める頃になって、まるで潜伏していたかのように、様々な不調として現れてきます。このような、夏の間に体内にこもった熱が原因で、秋になってから症状が出る病気を「伏暑」と呼びます。伏暑の症状として多くみられるのは、発熱や倦怠感、食欲不振、口の渇きなどです。夏バテと似た症状が出るため、見分けにくい場合もありますが、夏バテが夏の暑さがピークを迎える頃に症状が悪化するのに対し、伏暑は夏の暑さが過ぎた頃に症状が現れるという違いがあります。一般的に、夏の暑さが厳しい年は、伏暑の患者数も増加する傾向にあります。また、冷房の効いた室内と屋外の気温差が激しい環境で過ごしていると、体温調節がうまくいかず、体に負担がかかりやすくなるため、伏暑になりやすいと言われています。
