小便不利

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東洋医学が考える小便不利とその改善

- 小便不利とは-# 小便不利とは小便不利とは、東洋医学で使われる言葉で、現代医学でいう排尿困難とほとんど同じ意味です。簡単に言うと、おしっこの出が悪い状態を指します。具体的には、以下のような症状が挙げられます。* なかなかおしっこが出ない* おしっこの勢いが弱い* おしっこをした後も、出し切った感じがしない(残尿感)これらの症状は、東洋医学では、体内の水分の流れが滞っている状態だと考えます。その原因として、主に以下のようなものが考えられます。* -膀胱や腎臓の機能低下- おしっこをためておく膀胱や、血液から老廃物を取り除き、おしっこを作る腎臓の働きが弱まっている状態。* -冷え- 体が冷えると、水分の代謝が悪くなり、おしっこの生成や排出がスムーズに行われなくなります。特に、下半身の冷えは、小便不利に大きく影響します。* -水分の代謝異常- 水分の摂りすぎや、汗をかきにくい体質などによって、体内の水分のバランスが崩れている状態。小便不利は、放置すると、膀胱炎などの病気を引き起こす可能性もあります。症状が気になる場合は、早めに専門家にご相談ください。
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気虚水停証:むくみの原因とその対策

- 気虚水停証とは-# 気虚水停証とは「気虚水停証」とは、東洋医学の考え方で使われる言葉で、体の中に余分な水分が溜まってしまい、むくみが現れている状態のことを指します。東洋医学では、体の中を流れる目に見えないエネルギーである「気」が、生命活動の源だと考えています。この「気」には、体全体に栄養を届けたり、不要なものを体の外に出したり、水分の循環をスムーズにするなど、様々な働きがあります。「気虚水停証」は、この「気」の力が弱くなることで、水分の代謝がうまくいかなくなり、体内に水が溜まりやすくなってしまうと考えられています。つまり、「気」の不足と水分の停滞、この二つが重なることで、むくみなどの症状が現れるのが「気虚水停証」なのです。
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血瘀水停證:その原因と症状

- 血瘀水停證とは-血瘀水停證-とは、東洋医学の考え方の一つで、体内の血液の流れが滞り、同時に水分代謝も悪くなって、体の中に余分な水分が溜まっている状態を指します。これは、まるで川の流れが滞ってしまい、水が濁り、底に澱みが溜まっていく様子に似ています。この状態は、体内の二つの要素、「気・血・水」のうち、「血」と「水」のバランスが崩れることで起こります。 「血」は全身に栄養を運んだり、体温を保つなど重要な役割を担っています。一方、「水」は血液やリンパ液など体液の成分として、体に必要なものを運んだり、不要なものを排出したりしています。血瘀水停證は、これら「血」の流れが悪くなる「瘀血(おけつ)」と、「水」の代謝が悪くなる「水滞(すいたい)」が同時に起こることで、様々な不調が現れると考えられています。瘀血は、冷えやストレス、不規則な生活習慣などが原因で起こりやすく、血液がドロドロとして流れにくくなる状態です。水滞は、水分代謝がうまくいかず、体に余分な水分が溜まってしまう状態です。血瘀水停證は、単独で起こることは少なく、他の病気や不調に伴って現れることが多いのも特徴です。また、症状は多岐にわたり、全身の様々な部位に現れるため、注意が必要です。