体質 生命エネルギーの源:原気とは
- 原気の定義東洋医学では、人間は生まれながらにして「元気」と呼ばれるエネルギーを持っており、これが生命活動の源であると考えられています。この元気は、西洋医学でいうところのエネルギーとは一線を画すものであり、肉体的な活動から精神活動、感情の起伏、思考、判断といった、人間が行うありとあらゆる活動の源泉となる根源的なエネルギーと捉えられています。この元気は、例えるならロウソクの炎のようなものです。炎が力強く燃えている状態は、元気があり活気に満ち溢れている状態を表します。反対に、炎が弱々しくなっている状態は、元気が不足し、心身に不調をきたしている状態を表します。生まれたときはこの元気は十分に備わっていますが、年齢を重ねたり、過労やストレス、不摂生が続いたりすることで、この元気は徐々に減少していきます。そして、元気が低下すると、病気にかかりやすくなったり、疲れやすくなったり、気力が低下したりと、様々な不調が現れます。東洋医学では、心と体は密接に繋がっていると考えられています。そのため、心の状態は体に影響を与え、体の状態は心に影響を与えます。元気は、この心と体の両方に作用し、健康を維持するために欠かせない要素なのです。
