漢方の診察 東洋医学における微熱の解釈
- 微熱とは-# 微熱とは普段よりも体温が高い状態が続いているものの、それほどつらい症状は感じないという経験はありませんか? これが「微熱」と呼ばれる状態です。 一般的に、体温が37度から38度未満で推移している場合を指します。西洋医学では、微熱は風邪やインフルエンザなどのウイルスや細菌による感染症、肺炎や膀胱炎といった炎症反応、自己免疫疾患など、様々な原因で起こるとされています。一方、東洋医学では、微熱は体の防衛反応として捉えられています。 体の中に侵入してきた邪気を追い出そうとする自然治癒力が働いている状態と考えます。 つまり、微熱は身体からのサインなのです。 東洋医学では、微熱の原因を探る際に、単に体温だけではなく、顔色や舌の状態、脈の様子、食欲、便通、発汗、冷えの有無など、様々な要素を総合的に判断します。 そして、その人の体質や生活習慣なども考慮しながら、原因に合わせた漢方薬や鍼灸治療などを行います。 微熱が続く場合は、自己判断せずに、医療機関を受診し、適切な治療を受けるようにしましょう。
