漢方の診察 心身の不調に潜む「心肝血虚証」とは
- 心肝血虚証とは-# 心肝血虚証とは心肝血虚証とは、東洋医学の考え方で使われる体の状態を表す言葉の一つです。東洋医学では、人の体は「気・血・水」のバランスで成り立っているとされ、このバランスが崩れると様々な不調が現れると考えられています。心肝血虚証は、その名の通り、心と肝という臓腑に「血」が不足している状態を指します。東洋医学では、心は精神活動を、肝は血液を蓄え全身に巡らせる働きを担うと考えられています。そのため、心肝血虚証になると、* 心に十分な血液が行き渡らなくなることで、不安感や不眠、動悸、物忘れなどの精神的な不調が現れやすくなります。* 肝に十分な血液が行き渡らなくなることで、めまい、立ちくらみ、顔色が悪い、爪がもろくなるなどの身体的な不調が現れやすくなります。このように、心肝血虚証は心と肝の両方に影響を及ぼすため、精神的な症状と身体的な症状が同時に現れることが特徴です。
