体質 心身のバランスを崩す「心肝火旺」とは
- 心肝火旺とは何か-# 心肝火旺とは何か東洋医学では、人間の身体は自然の一部であり、自然界と同様に「木・火・土・金・水」の五つの要素(五行)のバランスの上に成り立っていると考えられています。この考え方は、心身の健康を維持するためには、体内のエネルギーの流れである「気」のバランスを整え、五臓六腑の働きを調和させることが重要であるというものです。「心肝火旺」とは、この五行のバランスが崩れ、五臓の「心」と「肝」に「火」のエネルギーが過剰に溜まっている状態を指します。東洋医学では、「火」は生命活動の源となるエネルギーですが、必要以上に高まりすぎると、熱くなりすぎたり、燃え尽きてしまったりするように、心身に様々な不調をもたらすと考えられています。この「火」のエネルギーは、過労やストレス、睡眠不足、不規則な生活習慣、辛いものの摂り過ぎなどによって高まりやすく、現代社会においては多くの人が心肝火旺の状態に陥りやすいと言えるでしょう。 心肝火旺の状態になると、イライラしやすくなったり、怒りっぽくなったり、不安や焦燥感を抱えやすくなったりします。また、不眠や動悸、めまい、頭痛、顔面紅潮、口内炎、便秘などの症状が現れることもあります。
