漢方の診察 東洋医学が考える突然の腹痛と水様便:暴瀉とは?
- 暴瀉とは何か暴瀉とは、東洋医学において、突然激しい腹痛を伴い、水のような便が大量に出る状態を指します。これは、現代医学でいう急性腸炎や食中毒などに相当する症状です。暴瀉の主な症状としては、激しい腹痛と水様性の下痢が挙げられます。 お腹がキリキリと痛む、便意が強く我慢できない、トイレに行っても少量の水様便しか出ないといった状態を繰り返します。また、激しい腹鳴や肛門の焼けるような痛みを伴うこともあり、患者様にとっては大変つらいものです。東洋医学では、暴瀉の原因は冷たい飲食物の摂り過ぎや、暴飲暴食、心身の疲労、冷えなどによって、胃腸の機能が低下し、体内の水分代謝が乱れることだと考えられています。暴瀉は、適切な処置を行えば比較的早く治癒する病気ですが、脱水症状を引き起こしやすいため注意が必要です。症状が重い場合や、改善が見られない場合は、自己判断せずに速やかに医療機関を受診しましょう。
