体質 東洋医学の基礎:三陰三陽
- 三陰三陽とは-# 三陰三陽とは東洋医学の根本をなす考え方の一つに、「三陰三陽」があります。これは、自然界のあらゆる現象を陰と陽という相反する二つの側面から捉える陰陽説を、人間の身体に当てはめて考えるものです。陰陽とは、光と影、温かさや冷たさ、動きと静けさなど、相反する性質を持ちながらも、互いに影響し合い、調和することで、万物を成り立たせていると考えられています。 この陰陽をさらに細かく分類したものが「三陰三陽」です。陰には「厥陰」「少陰」「太陰」の三つがあり、陽には「少陽」「陽明」「太陽」の三つがあり、合わせて六つに分けられます。体内の各臓腑や経絡はこの六つのいずれかに属しており、それぞれ異なる性質と働きを持つと考えられています。例えば、生命活動のエネルギー源である「気」や、血液などの体液である「血」の流れ道である経絡は、この三陰三陽の考え方に基づいて分類されています。三陰三陽は、臓腑や経絡の状態、病気の原因や進行過程などを判断するために用いられ、東洋医学の治療や養生の基本となっています。
