体質 孤陽上越:東洋医学における体のアンバランス
- 孤陽上越とは-# 孤陽上越とは東洋医学では、人間の体は「気」という生命エネルギーが巡り、陰陽のバランスを保つことで健康が維持されていると考えられています。この陰陽のバランスが崩れた状態を様々な形で表現しますが、その一つに「孤陽上越」があります。「陽」は温かさや活動などを、「陰」は冷たさや静止などを表す概念です。健康な状態では、この陰陽は調和していますが、様々な原因によって陽気が過剰になり、体の上部に偏ってしまう状態を「孤陽上越」と呼びます。この状態は、まるで太陽が沈むことなく空の高い位置に留まり続け、地上を照らし続けるようなイメージです。太陽は私たちにとって必要不可欠ですが、常に強い日差しが降り注いでいれば、やがて地は乾き、植物は枯れてしまうでしょう。孤陽上越も同様に、体の上部に熱がこもり続けることで、様々な不調を引き起こすと考えられています。具体的には、顔面紅潮、のぼせ、頭痛、めまい、不眠、イライラなどの症状が現れやすくなります。
