漢方の治療 根本から治す!本治法とは?
- 本治法の基礎東洋医学では、病気の症状を一時的に抑えるのではなく、その原因を根本から取り除くことが重要だと考えられています。この考え方を表すのが「本治」という言葉です。西洋医学では、風邪をひいたら風邪薬、頭痛がすれば頭痛薬といったように、症状に合わせた薬を用いることが多いです。一方、東洋医学では、風邪や頭痛といった症状は、体全体のバランスが崩れた結果として現れたものだと捉えます。例えば、冷え症で悩んでいる人がいたとします。西洋医学では、体を温める薬を処方することが考えられます。しかし、東洋医学では、冷え症の原因が、食生活の乱れや運動不足、睡眠不足など、生活習慣の乱れにあると考えることがあります。そして、その人の体質や生活習慣を詳しく調べた上で、食事療法や運動療法、鍼灸治療などを組み合わせ、体全体のバランスを整えることで、冷え症を根本から改善することを目指します。このように、本治法では、人間が本来持っている自然治癒力を高めることを重視し、病気になりにくい体作りを目指します。
