漢方の治療 東洋医学における標治法
- 標治法とは-# 標治法とは標治法は、東洋医学における治療原則の一つで、病気の兆候や症状に対して、集中的に治療を行う方法です。例えば、風邪をひいて熱が出た時に、熱を下げる薬草を用いたり、咳が出た時に、咳を鎮める薬草を用いたりするのが標治法です。分かりやすく言うと、西洋医学で用いられる対症療法と似た考え方と言えます。熱や咳といった目に見える症状を抑えることで、患者さんの苦痛を和らげ、体力の消耗を防ぐことを目的としています。しかし、標治法はあくまでも一時的な対処療法であり、病気の根本的な原因を取り除くものではありません。東洋医学では、病気の根本原因を突き止め、体質から改善していく「本治法」と併用することで、より効果的な治療を目指します。
