体質 東洋医学における「気鬱」:心身に影響を与える気の流れの滞り
- 「気」とその重要性東洋医学において、「気」は欠かせない概念です。それは、目には見えないものの、私たち人間の生命を支えるエネルギーと考えられています。まるで、川の水が大地を潤すように、「気」は体中をくまなく巡り、健やかな状態を保つために働いています。では、この「気」は一体どこから来るのでしょうか?それは、私たちが毎日行っている呼吸や食事を通して、自然界から体内に取り込まれます。新鮮な空気を吸い込み、栄養のある食事を摂ることで、「気」が生まれ、全身に送り届けられるのです。「気」は、体のあらゆる機能と深く関わっています。血液の流れを促し、体の隅々まで栄養を届けるのも「気」の働きです。また、「気」は体温を一定に保つのにも重要な役割を果たしています。さらに、外部から侵入しようとするウィルスや細菌から体を守る、いわば「バリア機能」も「気」の働きによるものです。このように、「気」は私たちの健康に欠かせないものです。「気」がスムーズに流れ、全身に満ちている状態こそが、東洋医学でいう健康な状態と言えるでしょう。
