治療器具

漢方の治療

東洋医学の知恵!竹罐の魅力を探る

- 竹罐とは?竹罐とは、その名の通り竹で作られた、拔罐療法に用いる道具です。拔罐療法とは、皮膚に竹罐を密着させ、中の空気を抜くことで陰圧を作り出し、血行を促進することで体の冷えや痛みを改善する伝統的な治療法です。古くから東洋医学の世界で広く用いられてきました。竹罐を使った治療は、温熱効果と吸引効果の二つを組み合わせることで、体の奥深くまで働きかけます。温熱効果は、竹罐の内側を火で温めることで得られます。熱は皮膚から筋肉へと伝わり、血行を促進し、筋肉の緊張を和らげます。一方、吸引効果は、竹罐内の空気を抜くことで陰圧を生み出し、皮膚を吸い上げることで得られます。この吸引力は、血行をさらに促進するだけでなく、滞った老廃物を体外へ排出するデトックス効果も期待できます。竹罐療法は、肩こりや腰痛、冷え性、むくみ、便秘など、様々な症状に効果があるとされています。また、近年では、美容目的で施術を受ける人も増えています。これは、血行促進効果によって肌の新陳代謝が高まり、肌のくすみやたるみの改善、リフトアップ効果などが期待できるためです。ただし、肌が弱い方や、妊娠中の方などは、施術を受ける前に医師に相談する必要があります。また、施術後は、水分を十分に摂るように心がけましょう。
鍼灸

古代の癒し、砭石:鍼灸の原点

- 砭石とは何か砭石とは、古代中国で医療に用いられていた特別な石のことです。 その歴史は古く、鍼治療の起源とも言われています。鍼治療といえば金属製の鍼をイメージする方が多いかもしれませんが、古代ではこの砭石が用いられていました。砭石は、その形状や材質によって様々な種類に分けられます。 例えば、鋭く尖った形状をしたものは、身体のツボを刺激したり、皮膚を切開したりする際に使われていました。また、滑らかな表面を持つ平たい形状のものは、身体を温めたり、マッサージしたりする際に用いられました。砭石の材質としては、泗濱浮石と呼ばれるものが特に珍重されてきました。 泗濱浮石は、中国山東省泗水県にある泗水という川の流域で採掘される特殊な石で、遠赤外線を多く放射するなど、健康効果が高いとされています。現代では、鍼治療の際に使われるのは金属製の鍼が主流となっています。しかし、近年になって、砭石のもつ独特の効果が見直され、再び注目を集めています。 砭石を用いた施術は、金属製の鍼とは異なる、柔らかく優しい刺激が特徴です。そのため、鍼治療に抵抗のある方や、敏感肌の方にもおすすめできます。砭石を用いた施術を行う治療院も増えてきています。興味のある方は、一度体験してみてはいかがでしょうか。