漢方の治療 東洋医学における水毒治療:攻逐水飮とは?
- 体内の水の滞り水毒とは東洋医学では、健康な状態を保つためには、体内の「気・血・水」のバランスが整っていることが重要だと考えられています。このうち「水」は、体内の水分全般を指し、血液、リンパ液、細胞間液などを含みます。そして、この水の巡りが滞り、体に余分な水分が溜まっている状態を「水毒(すいどく)」と呼ぶのです。水は、私たちが生きていく上で欠かせないものですが、体に必要な量を適切な場所に保つことが大切です。水毒は、体内の水のバランスが崩れ、余分な水分が体内に溜まってしまうことで起こると考えられています。水毒の原因は、主に以下の3つが挙げられます。1. -水分代謝機能の低下- 加齢や運動不足、冷えなどにより、体内の水分代謝機能が低下すると、水分をうまく排出できなくなり、水毒を引き起こしやすくなります。2. -過剰な水分摂取- 一度に大量の水分を摂取したり、冷たい飲み物を飲みすぎたりすると、胃腸に負担がかかり、水分の代謝が追いつかずに、水毒になることがあります。3. -食生活の乱れ- 水分の代謝には、タンパク質やビタミン、ミネラルなど様々な栄養素が関わっています。そのため、偏った食事やインスタント食品の食べ過ぎなどで栄養バランスが乱れると、水毒のリスクが高まります。水毒になると、むくみやだるさ、冷え、めまい、頭痛、食欲不振、吐き気、下痢、便秘、尿量減少、関節痛、肌荒れなど、様々な不調が現れることがあります。
