漢方の診察 東洋医学における冷涙:原因と治療法
- 冷涙とは-冷涙とは-冷涙とは、東洋医学の考え方において、寒さが原因で涙が過剰に分泌される状態を指します。 冬の寒い時期に、屋外で冷たい風が目に当たり涙が止まらなくなったり、温かい部屋に入った途端に涙が溢れてきたりといった経験はありませんか? そのような、寒さの影響で引き起こされる涙の異常分泌を、東洋医学では「冷涙」と呼びます。現代医学でいう「流涙症」と症状が似ているため混同されがちですが、冷涙は寒さが主な原因である点が大きく異なります。 また、一般的に、流涙症で見られるような目の充血やかゆみ、痛み、視界のかすみといった症状を伴わないことも特徴です。冷涙は、身体の冷えによって引き起こされると考えられています。 東洋医学では、身体のバランスが崩れると様々な不調が現れると考えますが、冷えもその一つです。 冷えによって身体の機能が低下すると、涙の分泌をコントロールする働きも弱まり、涙が過剰に分泌されてしまうと考えられています。
