虚弱体質 消耗を意味する乾疳とは
- 乾疳とは乾疳とは、東洋医学において、体の極めて衰弱した状態を指す言葉です。\n「疳」という字は、もともとは乳幼児に見られる栄養障害を表す言葉ですが、乾疳は年齢に関係なく用いられます。\n生命力が著しく低下し、まさに枯れかかった状態を「乾疳」と表現します。東洋医学では、生命のエネルギーを「気」、血液を「血」、そしてこれらを総称して「津液」と捉えます。\nこの「津液」は、体中に栄養を運び、潤いを与える大切なものです。\n乾疳とは、この津液が著しく不足し、体が乾燥した状態に陥っていることを意味します。\nまるで、乾ききった大地のように、生命力が失われていく様を想像してください。乾疳の状態に陥ると、顔色は青白く、皮膚はかさかさになり、体力も著しく低下します。\n食欲不振、下痢、不眠などの症状が現れ、精神的にも不安定になりがちです。\n東洋医学では、乾疳は、長期間にわたる過労や心労、慢性的な病気、栄養不足などが原因で起こると考えられています。\nつまり、体のエネルギーが枯渇寸前にまで至った危険信号と言えるでしょう。\n
