漢方の診察 健康のバロメーター?潤苔のススメ
- 潤苔ってどんな苔?潤苔とは、東洋医学における舌診で見られる苔の状態のひとつで、丁度良い湿り気を帯びた状態を指します。潤いとは、みずみずしく潤っている様子を表現する言葉です。つまり潤苔とは、舌の表面に適度な水分があり、つややかで生き生きとした印象を与える状態を言います。健康的な状態を示す指標のひとつとされており、具体的には、舌の色は薄いピンク色で、表面は滑らかで、適度な厚さの白い苔が均一に覆っている状態が理想とされています。逆に、舌の潤いが不足すると、乾燥した状態になり、ひび割れやザラつきが現れることがあります。このような状態は、体内の水分不足や、気・血の巡りが滞っていることを示唆している可能性があります。潤苔は、舌の健康状態だけでなく、全身の健康状態を反映していると考えられています。日頃から、自分の舌の状態をチェックして、潤いが保たれているか、変化がないかなど、注意深く観察するようにしましょう。
