鍼灸 お灸の単位~壮数って?
- お灸の単位東洋医学の治療法の一つであるお灸は、ヨモギの葉を乾燥させて作った艾を燃焼させ、経穴(ツボ)に熱刺激を与えることで様々な効果を期待できます。肩こりや腰痛の改善、冷え性の改善、免疫力向上など、その効果は多岐に渡ります。このお灸をする際に、艾の量や燃焼時間などを決める指標となるのが「壮数(そうすう)」と呼ばれる単位です。お灸に用いる艾の量を、米粒で量っていた時代の名残で、米粒の大きさを基準に表現されます。一般的に、1壮は米粒大の艾を指し、直径約2mm、高さ約2mmの円錐形です。この艾を皮膚の上に乗せて燃焼させますが、皮膚に直接置くわけではありません。皮膚との間に空間を作るために、米粒状の艾を円錐形に整えたり、生姜や味噌などを間に入れたりします。壮数は、症状の重さや患者の体質、年齢、お灸をする部位などを考慮して決定します。例えば、同じ腰痛でも、痛みが強い場合や体力がある場合は壮数を増やし、痛みが弱い場合や体力がない場合は壮数を減らします。お灸はセルフケアとしても人気ですが、自己判断で壮数を増やすことは大変危険です。熱さを感じやすい方や皮膚が弱い方は、特に注意が必要です。お灸を行う際には、必ず専門家の指導を受けるようにしましょう。
