漢方の診察 熱入心包證:高熱と精神症状に注意
- 熱入心包證とは-# 熱入心包證とは熱入心包證は、東洋医学の考え方で使われる病態名の一つです。高熱が長く続き、意識や精神に異常をきたしている状態を指します。西洋医学の診断名とは一対一に対応していませんが、髄膜炎や脳炎といった脳を包む膜に炎症が起こる病気や、高熱を伴う感染症などで、似たような症状が見られることがあります。熱入心包證は、体の防御反応である「熱」が、過剰な状態になってしまったと考えられています。この過剰な熱が、体に必要な水分や栄養を消耗し、心や精神を司る働きを乱してしまうのです。熱入心包證は、そのまま放置すると命に関わる危険性も高く、早急な治療が必要となります。東洋医学では、症状や体質に合わせて、熱を取り除き、心と体のバランスを整える治療を行います。
