漢方の診察 東洋医学における熱入心包
- 熱入心包とは-# 熱入心包とは熱入心包とは、東洋医学の考え方の一つで、高熱を伴う重い感染症がさらに悪化した際に、体内に入り込んだ「邪熱」と呼ばれる熱の気が、心臓を包む膜である「心包」にまで入り込んでしまう状態を指します。心臓は全身に血液を送る重要な臓器ですが、東洋医学では心臓は精神活動にも深く関わっているとされています。そして、心臓を守るように存在する「心包」は、心臓が正常に働くために重要な役割を担っています。この心包に邪熱が侵入してしまうと、心臓の働きが乱れてしまい、動悸や息切れなどの症状が現れやすくなります。さらに、精神活動にも影響が及び、意識が混濁したり、うわごとを言ったり、興奮状態に陥ったりすることもあります。熱入心包は、命に関わる危険性もある深刻な状態と考えられています。
