營血

血液

生命の源:營血の働き

- 營血とは-# 營血とは東洋医学では、食べ物が消化吸収されて得られる栄養素を「營」、体の中を巡る赤い液体を「血」と表します。そして、この二つを合わせて「營血」と呼びます。「營血」は、西洋医学でいう栄養学や血液学といった個別の分野とは一線を画す概念です。西洋医学では、栄養素と血液はそれぞれ異なるシステムとして理解されますが、東洋医学では、「營」と「血」は互いに密接に関連し合い、生命活動の根幹を支える重要な要素だと考えられています。私たちの体は、食事から「營」を吸収することで成長し、活動するためのエネルギーを得ます。この「營」は、「血」によって体の隅々まで運ばれ、細胞や組織に栄養を供給します。つまり、「血」は単なる赤い液体ではなく、「營」を運ぶ役割を担うことで、全身の機能を維持する重要な役割を担っています。「營血」のバランスが保たれている状態は、健康な状態と言えるでしょう。逆に、「營」が不足したり、「血」の巡りが悪くなったりすると、体に様々な不調が現れると考えられています。例えば、顔色が悪くなったり、疲れやすくなったり、冷えを感じやすくなったりするなどです。東洋医学では、「營血」のバランスを整えることで、健康を維持し、病気を予防できると考えられています。食事療法や漢方薬、鍼灸治療などを通して、「營」を補い、「血」の巡りを良くすることで、心身ともに健康な状態を目指します。