便秘 東洋医学における便秘:燥結とその対処法
- 東洋医学における便秘東洋医学では、便秘は体の水分バランスの乱れ、特に「津液(しんえき)」と呼ばれる体液の不足が原因の一つと考えられています。津液は、体の中に存在する水分全般を指し、西洋医学の体液のように成分や循環経路によって分類されることはありません。 この津液は、飲食物から摂取した水分と体内で作られる水分から成り、消化吸収を助ける、体の各組織を潤す、体温調節をするなど、生命維持に欠かせない様々な役割を担っています。 この重要な津液が不足すると、体全体の水分バランスが崩れ、様々な不調が現れます。便秘もその一つです。津液が不足すると、腸管内が乾燥し、便が硬くなってスムーズに排出されにくくなります。その結果、便秘を引き起こすと考えられています。 東洋医学では、便秘の原因を体質や生活習慣、環境など様々な角度から総合的に判断します。そのため、便秘の治療法も、食事療法、生活習慣の改善、漢方薬の処方など、患者さん一人ひとりに合わせた方法が選択されます。
