その他 目に見えぬ門:玄府
東洋医学では、汗を体にとって重要な液と捉え、その出口である汗孔を「玄府」と呼びます。「玄」は黒や奥深いという意味、「府」は集まるところを意味し、肉眼では捉えにくいほど小さく、体の奥深いところから汗を出す汗孔を的確に表しています。私たちは体温調節のために常に汗をかき、老廃物を体外に排出しています。汗の出口である汗孔は、全身に無数に存在し、重要な役割を担っています。東洋医学では、「玄府」が開いている状態は、気血の流れが良く、老廃物の排出もスムーズに行われている健康な状態と考えられています。反対に、「玄府」が閉じている状態は、気血の流れが滞り、様々な不調が現れると考えられています。健康を維持するためには、汗を適切にかくことが大切です。適度な運動や入浴などで「玄府」を開き、気血の流れをスムーズにするように心がけましょう。
