白睛

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白睛溢血:その原因と対処法

- 白睛溢血とは-# 白睛溢血とは白睛溢血とは、眼球の表面を覆っている透明な膜である結膜の下に出血が起き、白目が赤く見える状態を指します。まるで目に血走っているように見えるため、驚いたり、不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、多くの場合、痛みを伴わず、視力にも影響はありません。見た目は少しショッキングですが、ほとんどの場合、自然に治癒する一時的な症状なのでご安心ください。白睛溢血は、毛細血管が破れて出血することで起こります。結膜は非常に薄く、デリケートな組織であるため、少しの刺激でも血管が破れやすいです。例えば、激しい咳やくしゃみ、重いものを持ち上げた時などに、腹圧がかかり、血管が破裂してしまうことがあります。また、眼の疲れ、睡眠不足、ドライアイ、アレルギー、コンタクトレンズの不適切な使用なども、白睛溢血の原因となり得ます。通常、白睛溢血は数日から1週間程度で自然に吸収され、白目は元の状態に戻ります。ただし、出血がひどい場合や、繰り返し起こる場合、他の病気が隠れている可能性もありますので、眼科を受診することをおすすめします。自己判断せずに、医師の診断を仰ぎましょう。
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東洋医学における火瘍:原因と症状

- 火瘍とは火瘍は、東洋医学独自の考え方による眼の病気の一つです。現代医学の病気の名前とはぴったり当てはまりませんが、強膜炎や結膜炎など、目に炎症が起きる病気と似たところがあると考えられています。東洋医学では、人の体には「気」・「血」・「水」と呼ばれるものがあり、これらがバランスを取りながら健康な状態を保っていると考えられています。そして、このバランスが崩れると、体に様々な不調が現れると考えられており、火瘍もその一つです。特に、「火」のエネルギーが強すぎる状態になると、熱がこもりやすく、その熱が目に影響を与えて炎症を起こすと考えられています。この状態が火瘍と呼ばれるものです。火瘍になると、目が赤くなる、痛みがある、かゆみがある、涙が出る、まぶしい、ものが見えにくいなどの症状が現れます。現代医学では、細菌やウイルス感染、アレルギーなどが原因で起こるとされていますが、東洋医学では、生活習慣の乱れやストレス、不眠、過労なども火のエネルギーを過剰にする原因となると考えられています。火瘍の治療では、まず「火」のエネルギーを抑え、体のバランスを整えることを目指します。鍼灸治療や漢方薬の処方など、その人に合った方法で治療を進めていきます。火瘍は、目の炎症だけでなく、体の不調のサインとしても捉えられています。日頃から生活習慣を見直し、体のバランスを整えることが大切です。
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東洋医学における火疳:原因と症状

- 火疳とは-# 火疳とは火疳は、東洋医学独自の考え方による眼の病気です。現代医学の病気の名前とはぴったり当てはまりませんが、強膜炎や結膜炎のように、目が赤く腫れて痛む病気と関係があると考えられています。東洋医学では、人の体は目に見えない「気」や「血」の流れで成り立っており、これらが滞りなく巡っている状態が健康であると考えます。火疳は、体内のバランスが崩れて熱が生じ、その熱が目に向かうことで起こると考えられています。この熱は「火」の性質を持ち、炎症を引き起こす原因となると考えられています。火疳を引き起こす原因として特に重要視されるのが、消化器、特に胃との関係です。暴飲暴食や脂っこい食事、甘いものの食べ過ぎなど、胃に負担をかける食生活を続けると、胃に熱がこもりやすくなります。この熱が目に影響を及ぼし、火疳を引き起こすと考えられています。火疳の症状としては、目の充血、痛み、かゆみ、熱感、乾燥、涙目などが挙げられます。また、症状が進むと視力低下や眼精疲労なども現れることがあります。火疳の治療には、体内の熱を取り除き、胃の働きを整えることが重要になります。具体的には、食生活の見直しや漢方薬の服用、鍼灸治療などが行われます。
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東洋医学における白睛:眼の窓から健康を覗く

- 白睛眼の白い部分眼球のうち、黒目と呼ばれる瞳孔と、それを囲む茶色の部分である虹彩を除いた白い部分を白睛と呼びます。黒や茶色とは異なり、白く濁った色をしているのが特徴です。西洋医学では強膜と呼ばれる部分にあたり、眼球にとって重要な役割を担っています。白睛の大きな役割の一つに、眼球の形を保つという点があります。ちょうどサッカーボールを包む皮のように、白睛は眼球全体を覆うことで、その丸い形を維持しています。これは、眼球が適切に動くため、そして、ものを見るために非常に重要なことです。さらに白睛は、眼球内部を保護する役割も担っています。強い衝撃や異物から、眼球内部の繊細な組織を守ってくれています。また、白睛は血管が少なく、細菌などにも感染しにくい組織です。そのため、眼球内部に細菌などが侵入することを防ぐ、いわば城壁のような役割も果たしているのです。このように白睛は、一見、単なる白い部分のように思えますが、眼球の機能と健康を守る上で欠かせない大切な部分なのです。
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突然目が赤い?それは暴風客熱かも!

- 暴風客熱とは?暴風客熱とは、東洋医学において、強い風と熱の邪気によって目に起こる病のことを指します。これは、西洋医学でいうところの急性結膜炎に相当します。春先など、風の強い暖かい日に、熱を帯びた風が目に侵入することで発症すると考えられています。その名の通り、まるで風に飛ばされてきた熱が目に飛び込んでくるようなイメージです。具体的な症状としては、目が赤く充血したり、目やにが出たり、目がごろごろするといったものがあります。また、かゆみを感じたり、光をまぶしく感じたりすることもあります。特徴的なのは、その発症の早さです。朝起きたら、まるで昨日までとは違うかのように目が真っ赤に腫れていた、というようなケースも少なくありません。暴風客熱は、適切な治療を行えば、比較的早く治る病気とされています。しかし、そのまま放置しておくと、視力に影響を及ぼす可能性もあるため注意が必要です。もし、気になる症状が出た場合は、自己判断せず、早めに医師の診断を受けるようにしましょう。