眼瞼下垂

漢方の診察

東洋医学が考える瞼廢:その原因と対策

- 瞼廢とは瞼廢とは、まぶたが重く垂れ下がり、目が開きにくくなった状態のことを指します。まるで、常に眠そうで疲れたような印象を与えてしまうため、見た目の問題としても捉えがちです。しかし東洋医学では、瞼廢は単なる見た目だけの問題ではなく、体の内側のサインとして捉えています。東洋医学では、生命エネルギーである「気」の流れ「気血」が全身を巡り、健康を維持していると考えています。この気血の流れが何らかの原因で滞ってしまうと、様々な不調が現れると考えられており、瞼廢もその一つです。瞼廢は、特に胃腸などの消化器系の働きが弱っている場合や、水分代謝が悪くなっている場合に起こりやすいとされています。また、長時間のデスクワークやスマホの使い過ぎによる眼精疲労、睡眠不足、ストレスなども、気血の巡りを悪くし、瞼廢を招く要因となります。瞼廢は、視界が狭くなることで日常生活に支障をきたすだけでなく、肩や首のこり、頭痛、めまい、自律神経の乱れなど、様々な不調を引き起こす可能性があります。さらに、放置すると症状が悪化し、さらに深刻な病気を招く可能性もあるため、注意が必要です。
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上胞下垂:原因と治療法

- 上胞下垂とは-# 上胞下垂とは上胞下垂とは、まぶたが垂れ下がり、目が開きにくくなる状態を指します。医学的には眼瞼下垂とも呼ばれ、片方の目だけに起こる場合と、両方の目に起こる場合があります。まぶたの垂れ下がり具合は人によって異なり、軽度であれば見た目にほとんど影響がない場合もありますが、重度になると瞳孔(黒目の中心部)を覆い隠してしまうほどになることもあります。上まぶたを持ち上げる筋肉は、眼瞼挙筋とミュラー筋の二つあります。加齢に伴ってこれらの筋肉の力が弱まったり、まぶたの皮膚が伸びてたるんでしまうことが、上胞下垂の主な原因として挙げられます。その他にも、生まれつき眼瞼挙筋の力が弱い先天性眼瞼下垂や、脳神経の病気、糖尿病などの病気によって発症するケースもあります。上胞下垂になると、垂れ下がったまぶたが視界を遮るため、物が見えにくくなる、肩こりや頭痛、眼精疲労といった症状が現れることがあります。また、無意識にまぶたを上げようとして額に力が入ってしまうため、額にしわができやすくなったり、眉がつり上がってしまい、疲れた印象を与えてしまうこともあります。さらに、症状が進むと視野が狭くなり、日常生活に支障をきたす場合もあります。上胞下垂は、原因や症状、重症度によって治療法が異なります。セルフケアで改善できる場合もありますが、症状が気になる場合は、自己判断せず、眼科を受診して適切な治療を受けるようにしましょう。