漢方の診察 東洋医学が考える瞼廢:その原因と対策
- 瞼廢とは瞼廢とは、まぶたが重く垂れ下がり、目が開きにくくなった状態のことを指します。まるで、常に眠そうで疲れたような印象を与えてしまうため、見た目の問題としても捉えがちです。しかし東洋医学では、瞼廢は単なる見た目だけの問題ではなく、体の内側のサインとして捉えています。東洋医学では、生命エネルギーである「気」の流れ「気血」が全身を巡り、健康を維持していると考えています。この気血の流れが何らかの原因で滞ってしまうと、様々な不調が現れると考えられており、瞼廢もその一つです。瞼廢は、特に胃腸などの消化器系の働きが弱っている場合や、水分代謝が悪くなっている場合に起こりやすいとされています。また、長時間のデスクワークやスマホの使い過ぎによる眼精疲労、睡眠不足、ストレスなども、気血の巡りを悪くし、瞼廢を招く要因となります。瞼廢は、視界が狭くなることで日常生活に支障をきたすだけでなく、肩や首のこり、頭痛、めまい、自律神経の乱れなど、様々な不調を引き起こす可能性があります。さらに、放置すると症状が悪化し、さらに深刻な病気を招く可能性もあるため、注意が必要です。
