その他 東洋医学から見る筋粗
- 筋粗とは-# 筋粗とは筋粗とは、筋肉や腱を損傷した後、その部分が本来の状態よりも硬く太くなってしまう症状を指します。これは、西洋医学的には、損傷の修復過程でコラーゲン線維が過剰に生成されたり、組織の再生がうまくいかずに瘢痕組織と呼ばれる硬い組織ができてしまうことなどが原因として考えられています。東洋医学では、この筋粗は「瘀血(おけつ)」や「気滞(きたい)」という概念と深い関わりがあるとされています。「瘀血」とは、文字通り「血が滞る」状態を指し、血液循環が悪くなってしまった状態を意味します。一方、「気滞」とは、生命エネルギーである「気」の流れが滞ってしまう状態を指します。東洋医学では、私たちの身体は「気」の流れによって、栄養が運ばれたり、老廃物が排出されたりすると考えられています。しかし、何らかの原因でこの「気」の流れが滞ってしまうと、血液循環も悪くなり、身体の機能が正常に働かなくなってしまいます。筋粗の場合、損傷によって筋肉や腱に炎症が起こり、その部分の「気」の流れが滞ってしまうことで、「瘀血」が生じると考えられています。そして、「瘀血」によって、修復に必要な血液が過剰に溜まってしまうことで、筋腱が硬く太くなってしまうと考えられています。このように、東洋医学では、筋粗は単なる筋肉や腱の損傷としてではなく、「気」や「血」の流れが滞った結果として捉えられています。
