紫斑

漢方の診察

知っておきたい紫斑:原因と東洋医学的アプローチ

- 紫斑とは紫斑とは、皮膚や粘膜に現れる、赤紫色の斑点のことを指します。これは、毛細血管などから血液成分が皮下に漏れ出てしまうことで起こります。その大きさは、小さな点状のものから、大きな斑状のものまで様々です。形も円形や楕円形など、様々なものがみられます。多くの場合、痛みやかゆみなどの自覚症状を伴いませんが、放置すると症状が悪化する可能性もあるため、注意が必要です。紫斑は、見た目には一見するとあざのように見えることもあります。しかし、あざは一般的に、外部からの衝撃によって毛細血管が損傷し、皮下出血を起こすことで発生します。一方、紫斑は、外部からの衝撃とは関係なく、血液の病気や、血管の異常、アレルギー反応などが原因で発生することが特徴です。紫斑は、原因や症状によっていくつかの種類に分けられます。例えば、血管の壁が弱くなることで紫斑が生じる場合や、血小板の数が減少することで出血が止まりにくくなることで紫斑が生じる場合などがあります。紫斑が現れた場合には、自己判断せずに、医療機関を受診し、適切な検査や治療を受けるようにしましょう。
漢方の診察

東洋医学における脾不統血證:原因と症状

- 脾不統血證とは-# 脾不統血證とは東洋医学では、人間の生命活動は「気・血・水」のバランスによって維持されていると考えられています。その中でも「気」は、体を動かす原動力となるエネルギーであり、血液を体中に巡らせる役割も担っています。 「脾不統血證」は、この「気」を生み出す重要な臓器である「脾」の機能が低下し、その結果として血液を統制する力が弱まり、様々な出血症状が現れる状態を指します。具体的には、「脾」は飲食物から「気」を作り出し、その「気」で血液を血管内に収める働きをしています。しかし、「脾」の機能が低下すると、「気」が不足し、血液を正常に巡らせることができなくなります。その結果、出血しやすくなったり、血行不良による冷えや生理不順、皮下出血などの症状が現れます。「脾不統血證」は、疲労やストレス、不規則な生活習慣、冷えなどが原因で発症することが多いとされています。また、生まれつき「脾」の機能が弱い体質の人もいます。東洋医学では、「脾不統血證」の治療には、「脾」の機能を高め、「気」を補う漢方薬や、食生活の改善、適度な運動などの養生法が用いられます。