女性の悩み 東洋医学から見る胞衣不下
- 胞衣不下とは-# 胞衣不下とは出産を終え、新しい命が誕生する喜びに包まれる一方で、お母さんの身体には大きな負担がかかっています。その一つに、「胞衣不下」という状態があります。これは、赤ちゃんが生まれた後、胎盤が子宮の中に残ってしまうことを指します。東洋医学では、この胞衣不下は、お母さんの「気」や「血」の不足、そして「瘀血(おけつ)」が原因だと考えられています。「気」や「血」は、健康な身体を保つために欠かせないエネルギーのようなものです。そして「瘀血」とは、スムーズに流れずに滞ってしまった血液の状態を指します。通常、出産を終えると自然と子宮は収縮し、胎盤は体外へ押し出されます。しかし、出産時に体力を大きく消耗したり、産後の回復が遅れて「気」や「血」が不足すると、子宮の収縮が弱まってしまうことがあります。また、「瘀血」によって子宮の働きが阻害され、胎盤がうまく排出されないケースもあります。胞衣不下は、出血が続いたり、腹痛、悪露の異常などの症状が現れることがあります。このような症状が見られる場合は、速やかに医療機関を受診する必要があります。
