漢方の診察 東洋医学における鬱病:臟躁
- 臟躁とは-# 臟躁とは臟躁とは、東洋医学の古典「黄帝内経」に登場する病名の一つで、現代医学でいうところの鬱病に似た症状を指します。心の病と考えられており、精神的な不安定さを示すのが特徴です。具体的には、何の前触れもなく気分が沈み込み、普段は楽しいと感じることに対しても興味や喜びを感じられなくなる状態を指します。現代社会においては、ストレス社会の影響もあり、臟躁に悩む人は少なくありません。東洋医学では、臟躁は心身のバランスが崩れた状態だと考えられています。過剰なストレスや不規則な生活習慣、栄養バランスの偏りなどが原因で、気や血、水の巡りが滞ってしまうことが、臟躁を引き起こすとされています。臟躁の治療においては、心身のバランスを整え、気や血、水の巡りを改善することが重要とされています。漢方薬の処方や鍼灸治療、食事療法、生活習慣の改善など、一人ひとりの体質や症状に合わせた総合的な治療が行われます。
