その他 東洋医学における筋痹:その原因と症状
- 筋痹とは筋痹とは、東洋医学では、筋肉に痺れや痛み、重だるさといった不調が現れる疾患を指します。西洋医学の関節リウマチや神経痛、筋肉痛などと症状が似ている点が特徴です。現代社会では、デスクワーク中心の生活や運動不足、冷房の効きすぎた環境などによって、多くの人が筋痹に似た症状で悩まされています。東洋医学では、これらの症状を身体の内部と深く関連付けて考えます。東洋医学では、筋痹は、「気」「血」「水」のバランスが崩れることで起こると考えられています。「気」は生命エネルギー、「血」は血液とその循環機能、「水」は体液の総称です。例えば、過労やストレス、不規則な生活習慣などが続くと、「気」が滞りやすくなります。その結果、「気」の巡りが悪くなり、筋肉や組織に栄養が行き渡らなくなることで、痺れや痛みを生じると考えられています。また、「血」の巡りが悪くなると、筋肉や組織に十分な酸素が供給されなくなり、冷えや痛みを生じやすくなります。さらに、「水」の代謝が滞ると、体内に余剰な水分が溜まり、むくみや重だるさの原因となります。このように、東洋医学では、筋痹は単なる筋肉の不調ではなく、身体全体のバランスの乱れが表れたサインと捉え、根本的な原因から治療していくことを大切にしています。
