養血剤

漢方薬

体の内側から元気を取り戻す補血薬

- 補血薬とは-# 補血薬とは補血薬とは、東洋医学において、体の不調の原因となる「血(けつ)」の不足を補い、気血の流れをスムーズにすることで健康を回復させると考えられている漢方薬の一種です。 現代医学でいう血液とは異なる概念で、生命エネルギーの源である「気」とともに、全身に栄養を運び、心身の働きを支えていると考えられています。この「血」が不足すると、顔色が悪くなったり、めまいや立ちくらみがしたり、冷えを感じやすくなったり、疲れやすくなったりします。また、爪がもろくなったり、髪にツヤがなくなったり、生理不順や不眠といった症状が現れることもあります。 これらの症状は、東洋医学では「血虚(けっきょ)」と呼ばれる状態に当てはまります。補血薬は、不足した「血」を補うことで、こうした血虚の症状を改善し、心身に活力を与え、健康な状態へと導くことを目指します。 代表的な生薬としては、当帰、芍薬、川芎、熟地黄などが挙げられます。これらの生薬は単独で用いられることもありますが、他の生薬と組み合わせて、一人ひとりの体質や症状に合わせた漢方薬として処方されます。ただし、自己判断で服用することは避け、漢方に専門的な知識を持つ医師や薬剤師に相談するようにしましょう。