鼻疾患

漢方の診察

東洋医学から考える鼻詰まりの原因と対策

- 鼻詰まりとは-# 鼻詰まりとは鼻詰まりとは、まさに鼻の通りが悪く、息苦しさを感じる状態のことです。医学用語では「鼻閉」と呼ばれます。鼻の奥には「鼻腔」と呼ばれる空間が広がっており、私達が呼吸する際に空気の通り道となっています。この鼻腔が何らかの原因で狭くなることで、鼻詰まりが起こります。鼻詰まりの原因は様々ですが、大きく分けると、風邪やインフルエンザなどのウイルス感染によるもの、花粉やダニなどによるアレルギー反応、そして鼻炎などが挙げられます。また、空気の乾燥や気温の変化、強い匂いなども鼻詰まりの原因となることがあります。東洋医学では、鼻は肺と密接な関係にあると考えられており、「肺が開竅するところを鼻という」という言葉もあります。これは、肺の機能が鼻に表れやすいことを意味しています。そのため、東洋医学では、鼻詰まりは、単なる鼻の症状として捉えるのではなく、肺の機能低下や、体内の水分バランスの乱れ、いわゆる「水毒」が原因となって起こると考えられています。例えば、風邪の初期症状として鼻詰まりが起こる場合、これは、体内に侵入しようとするウイルスから身体を守るために、鼻で食い止めようとする防御反応として起こると考えられます。また、冷たいものを摂り過ぎたり、冷え性などで身体が冷えている場合にも、鼻詰まりが起こりやすくなります。これは、身体を温めようとして鼻の血管が収縮し、鼻腔が狭くなるためです。
その他

東洋医学が考える腦漏の対処法

- 腦漏とは-# 腦漏とは腦漏は、東洋医学では、慢性的な鼻炎を指す言葉です。 西洋医学では、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎などと診断される症状も、東洋医学では腦漏として捉えられることがあります。特徴的な症状としては、透明ではなく、粘り気のある濁った鼻汁が、後鼻漏として喉に流れ落ちるのが特徴です。また、鼻詰まりが続くことも多く、日常生活に支障をきたすこともあります。西洋医学では、細菌やウイルス感染、アレルギー反応などが原因として考えられていますが、東洋医学では、体の内部環境の乱れが原因で発症すると考えられています。具体的には、冷えや食生活の乱れ、過労、ストレスなどによって、体の水分代謝機能が低下し、余分な水分が体内に溜まってしまうことが原因だと考えられています。この余分な水分が、鼻や喉などの粘膜に影響を与え、腦漏の症状を引き起こすとされています。東洋医学では、一人ひとりの体質や症状に合わせて、漢方薬や鍼灸治療などを組み合わせることで、体の根本的な改善を目指します。 水分代謝機能を高め、体の内部環境を整えることで、腦漏の症状を改善に導きます。
漢方の診察

東洋医学から見る鼻槁:その原因と治療法

- 鼻槁とは-# 鼻槁とは鼻槁とは、東洋医学において、鼻の粘膜が萎縮し乾燥することで、鼻づまりや悪臭を伴う状態を指します。これは、例えるならば、乾ききった大地のように、鼻の中が潤いを失い、その機能が低下している状態を表しています。現代医学では、萎縮性鼻炎などに相当すると考えられています。鼻は、私たちが生命を維持するために欠かせない呼吸の入り口であり、周囲の環境や食べ物の香りを嗅ぎ分ける重要な感覚器官でもあります。しかし、鼻槁になると、これらの大切な機能が損なわれ、日常生活に様々な支障をきたすことがあります。例えば、鼻づまりによって呼吸が苦しくなったり、匂いが分かりにくくなることで食欲が減退したり、場合によっては周囲に不快な思いをさせてしまうこともあります。鼻槁は、単なる鼻の乾燥とは異なり、体の内部の状態と密接に関係していると考えられています。東洋医学では、体内の気や血の巡りが滞ったり、不足したりすることが、鼻槁の原因の一つとして捉えられています。そのため、鼻槁の治療には、体の内側からバランスを整え、鼻の粘膜に潤いを取り戻すことが重要とされています。